スプレクリンには何が入っているの?
スプレクリンの原料は、超微粒子酸化チタン、水、アルコールだけで作られています。
このシンプルな構成こそが、スプレクリンの大きな特徴です。
そのうち光触媒の抗菌・抗ウイルス効果をもたらしてくれるのが、超微粒子酸化チタンとなります。
酸化チタンは身近に溢れている
あまり聞き馴染みのないものかも知れませんが、実はとても身近にたくさん使用されています。
主に白色顔料として、塗料やインキ、紙、プラスチック、繊維、ゴム、化粧品
など用途は幅広く、私たちの暮らしに必要不可欠なものとなっています。
身近なのもでいえば、日焼け止めクリームや、歯磨き粉、チューイングガムなどにも入っています。
スプレクリンの中に入っている酸化チタンも同じものになります。
アルコールは殺菌目的ではありません
スプレクリンを施工すると、すぐに光触媒による強い抗菌・抗ウイルス効果が表れます。
しかしアルコールが入っているので、その殺菌作用で細菌やウイルスを減らすことができているのではないか。
そんな疑問も出てくるかもしれません。
もちろんスプレクリンはアルコールの殺菌作用で、細菌やウイルスを減らしているのではありません。
アルコールが入っているのは、スプレクリンを専用スプレー機で噴霧する際に、揮発性を高めてすぐに乾かすためなのです。。
スプレクリンの抗菌・抗ウィルス効果は、超微粒子酸化チタンのみで実現しています。
スプレクリンの安全性は認められています
安全データシート(SDS)の取得はもちろん、スプレクリンを用いた安全試験も行い、安全性には問題が無いことを確認しております。
小さなお子様のいるご家庭や学校、病院や飲食店など、安全性が高く求められる場所でも、問題無く施工することができます。
さらにスプレクリンを施工した後は、乾燥時間などは必要無く、すぐにその場所を利用することができます。
施工した部分の超微粒子酸化チタンは、原子結合によって素材と一体化するため、触ったり舐めたりしても剥がれることはありません。
水に溶けることもなく、洗剤や薬品でも落ちないので、安心・安全のまま効果が長期間持続します。
より安心してご使用できますように、試験データの一部を掲載します。
安全性試験結果
日精バイリス株式会社 滋賀研究所
皮膚刺激性試験
試験目的
皮膚刺激性をウサギを用いて検討することを目的とした。
要 約
日本白色種の雄性ウサギ3 匹を用いて、皮膚刺激性試験を実施した。
0.5 ml を2.5 cm × 2.5 cm のガーゼパッチに塗布したものをウサギの背部皮膚に4 時間適用し、パッチ除去1 時間後、24 時間後、48 時間後及び72 時間後に皮膚反応を観察した。 その結果、観察期間を通じて被験物質適用部位に紅斑(痂皮)と浮腫の形成は認められなかった。本試験条件下では、皮膚一次刺激性インデックス(PCI)は0 であり、「Non-irritant(無刺激物)」であると判断する。
急性経皮毒性試験
試験目的
ラットを用いて急性経皮投与による毒性を検討することを目的とした。
要 約
Sprague-Dawley 系雌ラットを用いて急性経皮毒性試験を実施した。
投与量は2000 mg/kg の1 用量(限界試験)とし、雌5 匹のラット背部皮膚に24 時間貼付(投与)した。24 時間貼付後14 日間に亘って生死の有無、一般状態観察及び体重測定を実施し、その安全性を評価した。その結果、14 日間の観察期間を通して死亡例は認められなかった。一般状態の観察において異常は認められなかった。体重推移については、投与後1 日に経皮投与の物理的なストレスに起因する体重減少がみられたが、いずれの動物もその後は順調な増加が認められた。以上の結果より、ラット急性経皮投与におけるLD50 値は2000 mg/kg 以上であり、本被験物質は経皮投与により毒性を発現しないものと判断する。
急性経口毒性試験
試験目的
急性経口毒性試験をマウスを用いて検討することを目的とした。
要 約
ICR系雌マウスを用いて急性経口毒性試験を実施した。
試験群には20mg/kgの用量で単回投与した。14 日間に亘って生死の有無、一般状態観察及び体重測定を実施し、その安全性を評価した。その結果、14 日間の観察期間を通して死亡例は認められなかった。一般状態の観察において異常は認められなかった。以上の結果より、マウスにおける単回経口投与によるLD50 値は20 mg/kg 以上であり、本被験物質は経口投与により毒性を発現しないものと判断する。